イワタニの人気焼肉グリル「やきまる」シリーズ。最新版のやきまるスリム(やきまる3)(CB-SLG-3)と、ロングセラーの焼きまる2(CB-SLG-2)。
「新型と旧型、どっちを買うべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
価格・煙の少なさ・掃除のしやすさ・デザイン性・口コミまで、購入前に知っておきたい情報を完全解説。
読めばきっと、「自分にぴったりな1台」が見つかります。
やきまるスリムと焼きまる2の違いを簡単にチェック
「おうち焼肉」を楽しみたい人に人気のイワタニやきまるシリーズ。
最新モデルとして登場したやきまるスリム(CB-SLG-3)は、ネット上では「やきまる3」と呼ばれることもあります。
ただし、正式な商品名はやきまるスリムなので、覚えておくと安心です。
一方で、定番として今も人気が続くのが焼きまる2(CB-SLG-2)。
どちらも煙を抑える構造を持ち、カセットガス式で使いやすいのが特徴です。
ただし、細かく見ると「油はね」「デザイン」「お手入れのしやすさ」に明確な差があります。
比較項目 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
正式名称 | イワタニ カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるスリム | イワタニ カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるII |
価格帯 | 約6,000〜7,000円前後 | 約5,000〜6,000円前後 |
油はね対策 | ガード付き水皿で飛び散りを軽減 | 標準構造(ガードなし) |
煙抑制機能 | 210〜250℃で温度制御し煙を抑制 | 同構造で煙を防ぐ |
本体サイズ | 約319×279×149mm | 約303×278×149mm |
重さ | 約1.9kg(軽量) | 約2.0kg(やや重め) |
本体塗装 | 粉体塗装(サビに強い) | フッ素加工(汚れに強い) |
カラー | チャコールメタリック | シルバー&ブラック |
一番の違いは「油はねガード」と「塗装のグレード」です。
やきまるスリムはガード構造でテーブル汚れを防ぎつつ、本体もスリム化されています。
焼きまる2は価格の手頃さが魅力で、コスパ重視派から根強い支持を集めています。
室内利用で清潔さを重視するならスリムモデル、コスパ重視で気軽に使いたいなら焼きまる2が向いています。
価格差はどのくらい?コスパで選ぶならどっち
やきまるスリムと焼きまる2の価格差は、実はそれほど大きくありません。
2025年10月時点では、両方とも6,000円前後で購入できるケースが多いです。
販売店 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
ケーズデンキ | 約6,559円(税込) | — |
Amazon | 約6,200〜6,500円 | 約5,500〜5,900円 |
楽天市場 | 約6,000円前後 | 約5,400円前後 |
Yahoo!ショッピング | 約6,300円前後 | 約5,600円前後 |
平均すると、やきまるスリムのほうが500〜1,000円ほど高めの設定です。
ただし、この差で得られるのは「油はね防止ガード」「耐久性の高い粉体塗装」「デザイン性の向上」。
長期間きれいに使いたい人には、その差額以上の価値があります。
一方、焼きまる2はセールやポイント還元の対象になりやすく、より安く購入できることもあります。
「とりあえずおうち焼肉を試してみたい」「コスパを最優先したい」ならこちらが最適です。
結論:機能重視ならスリム、コスパ重視なら焼きまる2。
このわずかな価格差が、使い勝手の満足度を左右します。
煙の少なさを徹底検証|どちらがよりクリーンに焼ける?
「煙が気にならない焼肉グリル」として人気のやきまるシリーズ。
中でもスモークレス性能は購入前にチェックしておきたいポイントですよね。
やきまるスリム(CB-SLG-3)と焼きまる2(CB-SLG-2)の構造を比較して、実際どれほど差があるのか見ていきましょう。
項目 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
煙の抑制構造 | プレート下の熱を210〜250℃で一定に保ち、脂の燃焼を防止 | 同構造で煙の発生を低減 |
油はね対策 | 高さ約4.7cmのガード付き水皿 | 通常の水皿構造(ガードなし) |
利用者の声 | 「部屋のにおいが残らない」「テーブルが汚れにくい」 | 「煙は少ないが油が飛ぶこともある」 |
両モデルとも、直火が脂に当たらない熱伝導型のプレート設計で煙の発生を抑えています。
ただし、スリムモデルは油はねガードの効果で二次的な煙をさらに抑制できるのが特徴です。
焼きまる2も十分に静かで煙は少ないものの、油が外に飛ぶ分、空気中で再加熱されるケースがあります。
室内焼肉で汚れを気にしたくない方は、やきまるスリムのほうが快適に使えるでしょう。
脂の多い肉を焼く場合は、どちらも中火以下で使用するのがコツ。
そのほうが煙の発生もぐっと抑えられます。
火力と焼きやすさの違い|美味しく焼けるのはどっち?
「焼き上がりの美味しさ」に影響するのが火力と温度の安定性です。
ここでは、プレート素材や加熱性能の違いを比較していきましょう。
項目 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
プレート素材 | 鋳鉄製+フッ素加工(均一加熱) | 鋳鉄製+フッ素加工(熱保持力高め) |
火力(出力) | 約1.0kW(ガス1本で約90分) | 約1.0kW(同等) |
温度ムラ | 改良構造により均一 | プレート厚めで安定 |
おすすめ用途 | 焼肉・魚介・野菜など万能 | 厚切り肉やステーキなどしっかり焼きたい料理 |
やきまるスリムは熱伝導性が改善され、温度のムラが少なくなりました。
焼きまる2はプレートが厚く、火の通りがゆっくりで「しっとりふっくら」とした焼き上がりが得意です。
どちらも強火で使う必要がなく、中火程度で十分に美味しく焼ける点が共通。
ガス火の力を生かしつつ、煙や焦げを最小限に抑えられる設計です。
つまり、ムラなく焼きたい人はスリム、じっくり焼きたい人は焼きまる2がベストです。
どちらを選んでも、家庭で本格的な焼肉を楽しめます。
掃除とお手入れの違い|片付けがラクなのはどっち?
焼肉を楽しんだあとに待っているのが、ちょっと憂うつな「片付けタイム」。
でも、やきまるシリーズはその面倒さをかなり軽減してくれます。
ここでは、やきまるスリムと焼きまる2のお手入れのしやすさを比べてみましょう。
比較ポイント | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
プレート加工 | フッ素樹脂加工でこびりつき防止 | 同じくフッ素加工で汚れ落ち良好 |
本体塗装 | 粉体塗装でサビにくく高耐久 | 標準塗装で扱いやすい |
分解構造 | プレート・水皿・バーナーを簡単に取り外せる | 分解しやすく洗いやすい構造 |
掃除の手間 | 水皿を洗うだけで油汚れがほぼ解消 | プレート洗浄で完了、短時間で済む |
どちらも汚れがこびりつきにくく、洗剤とスポンジでサッと落とせます。
やきまるスリムは粉体塗装によって耐久性が高く、長期間きれいな状態を維持しやすいのが特長です。
一方で、焼きまる2も「使ったあとすぐに洗える」「汚れがスルッと落ちる」と評判。
どちらを選んでも日常的なお手入れはストレスフリーです。
清潔さを長く保ちたいならスリム、気軽に使いたいなら焼きまる2。
どちらもズボラさんにも優しい設計になっています。
デザイン・サイズ・重さの違い|見た目と使いやすさを比較
デザインやサイズ感も意外と重要ですよね。
特にキッチンやテーブルに置くときの印象、持ち運びのしやすさなども選ぶ決め手になります。
比較項目 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
サイズ | 約319×279×149mm(スリム設計) | 約303×278×149mm(標準サイズ) |
重量 | 約1.9kg(軽め) | 約2.0kg(やや重め) |
カラーデザイン | チャコールメタリックで上品 | シルバー&ブラックでシンプル |
安定性・収納性 | 省スペースで収納しやすい | どっしり安定感がある |
やきまるスリムは名前のとおりスリムでスタイリッシュな設計。
高さが抑えられており、ダイニングテーブルでも圧迫感がありません。
また、チャコールメタリックの色味が上品で、部屋の雰囲気を損なわないのも魅力です。
焼きまる2は安定感のある構造で、家族や友人と囲むときも安心。
「しっかり置ける感じが好き」という口コミも多く見られます。
どちらも片手で持ち運べる軽さなので、収納や持ち出しも簡単です。
キャンプ・ベランダ・リビングなど、使う場所を選びません。
デザイン性とコンパクトさならスリム、安定感と定番の安心感なら焼きまる2。
見た目で選んでも後悔しない、どちらも完成度の高いモデルです。
実際の口コミを比較|利用者が感じたリアルな違い
カタログの情報も大事ですが、やっぱり気になるのは「実際に使ってみた人の感想」ですよね。
ここでは、やきまるスリム(CB-SLG-3)と焼きまる2(CB-SLG-2)の利用者レビューをまとめて比較します。
項目 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
総合評価 | 4.7〜4.9(非常に高評価) | 4.6〜4.8(安定して人気) |
良い口コミ | 「油が飛びにくくテーブルが汚れない」「静かで快適に焼ける」 | 「価格以上の性能」「煙が少なく焼きやすい」 |
気になる点 | 「ガードの掃除に少し手間」「価格がやや高い」 | 「油が少し飛ぶ」「塗装が長期使用で薄れることも」 |
評価の傾向 | 静音・清潔さを重視する層に支持 | コスパ重視で“初めての1台”として人気 |
口コミを分析すると、やきまるスリムは快適性・清潔感を求める人から高い支持を得ています。
油はねガードの効果がしっかり感じられ、「部屋が汚れにくい」「壁がキレイに保てる」という実感が多く挙がっています。
一方で焼きまる2は、発売から数年経っても口コミが衰えない定番のロングセラーモデル。
コスパと機能のバランスが良く、「初めてでも失敗しない安心感」が高く評価されています。
まとめると、スリム=快適派・焼きまる2=コスパ派。
どちらを選んでも満足度が高く、後悔する人はほとんどいません。
シーン別おすすめモデル診断|あなたに合うのはどっち?
やきまるスリムと焼きまる2はどちらも優秀ですが、「どんな場面で使いたいか」によって最適モデルが変わります。
ここでは、ライフスタイル別におすすめを診断してみましょう。
利用シーン | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
一人暮らしや夫婦での室内焼肉 | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 油はねガード付きで壁や家具が汚れにくい |
家族で囲んで焼肉を楽しむ | 焼きまる2(CB-SLG-2) | プレート面が広く、複数人でも焼きやすい |
キャンプ・ベランダ焼肉など屋外で使用 | 焼きまる2(CB-SLG-2) | 価格が手頃で持ち運びも気軽 |
長期間きれいに使いたい | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 粉体塗装でサビに強くメンテナンス性が高い |
スリムモデルは軽量・省スペースで、インテリアに馴染むデザイン。
自宅リビングで気軽に焼肉をしたい人に向いています。
焼きまる2は安定感のある構造で、屋外や大人数の焼肉にぴったり。
価格も抑えめなので、サブ機として持つのもおすすめです。
選び方のポイントは「どこで」「誰と」使うかを明確にすること。
室内重視ならやきまるスリム、アウトドア派なら焼きまる2が最適です。
よくある質問Q&A|購入前に知っておきたいポイント
ここでは、やきまるスリムと焼きまる2を検討している人からよく寄せられる質問をまとめました。
「どっちを選べばいいか分からない…」という方は、ここを読めばすっきり整理できます。
Q1. やきまるスリムと焼きまる2の一番の違いは?
最も大きな差は油はね対策の有無です。
スリムモデル(CB-SLG-3)はガード付き構造で油の飛び散りをしっかり防止。
焼きまる2はガードがなく、やや汚れやすいものの、そのぶん価格が抑えめで扱いやすい設計になっています。
Q2. 煙は本当に出にくいの?
どちらのモデルもプレートの温度を約210〜250℃に保つ仕組みで、脂が燃えにくく煙が出にくい構造です。
実際のレビューでも「部屋の臭いが残りにくい」「翌日も快適」という意見が多く見られます。
ただし、脂身が多い肉やタレ付き肉を焼く場合は多少の煙が出るため、火加減を中火以下に抑えるのがコツです。
Q3. 掃除はどっちがラク?
どちらもプレートにフッ素加工が施されており、焦げ付きにくく洗いやすいです。
スリムモデルはさらに本体が粉体塗装なので、サビや劣化に強く、長く使っても見た目がきれい。
焼きまる2はパーツがシンプルで分解も容易。すぐ洗えるので、短時間で片付けたい人に向いています。
Q4. ガス缶はどのメーカーでも使える?
やきまるシリーズはイワタニ純正のカセットガスを推奨しています。
他社製ガス缶はサイズや圧力が異なるため、安全性の観点から使用を避けたほうが安心です。
また、使用中は必ず換気を行い、火の近くに可燃物を置かないように注意しましょう。
やきまるスリムと焼きまる2の違いまとめ|あなたに合うのはどっち?
ここまで、2つのモデルを比較してきました。
最後に、それぞれの特徴を整理して、自分に合う一台を選ぶヒントをまとめます。
比較ポイント | やきまるスリム(CB-SLG-3) | 焼きまる2(CB-SLG-2) |
---|---|---|
価格の目安 | 約6,000〜7,000円 | 約5,000〜6,000円 |
油はね対策 | ガード付きで飛び散りをしっかり防止 | ガードなし・テーブルに油がやや飛ぶ |
煙の少なさ | より抑制され快適 | 十分少ないが、やや多め |
お手入れのしやすさ | 粉体塗装で長持ち・汚れに強い | 構造がシンプルで掃除しやすい |
デザイン性 | チャコールメタリックで高級感あり | 落ち着いたシルバー&ブラック |
おすすめタイプ | 室内利用・清潔さ重視・デザイン重視派 | コスパ重視・アウトドア派・初心者向け |
結論:
静かで清潔に楽しみたい人や、インテリアにも馴染むデザインを求めるならやきまるスリム。
価格を抑えて、屋外でも気軽に焼肉をしたい人は焼きまる2がベストチョイスです。
どちらも煙が少なく、ガス式ならではの直火の美味しさを味わえる点は共通。
「どこで・どんなふうに使いたいか」で選ぶのが後悔しないポイント。
自分のスタイルに合った一台で、おうち焼肉をもっと楽しく快適にしてみましょう。