象印の人気オーブンレンジ「エブリノ」シリーズから登場したES-GU26とES-JA23。
どちらも見た目はそっくりですが、実は容量・機能・使い勝手に5つの明確な違いがあります。
この記事では、「es-gu26 es-ja23 違い」をキーワードに、サイズ・トースト枚数・メニュー数・マイメニュー登録・付属品などを最新データで徹底比較。
ファミリー向けのES-GU26と、少人数・省スペース向けのES-JA23、どちらがあなたの生活に合うのかをわかりやすく解説します。
購入前にこの記事をチェックすれば、「どっちを買えば後悔しないか」がはっきり分かります。
ぜひ参考にして、あなたのキッチンにぴったりの一台を見つけてください。
ES-GU26とES-JA23の違いをわかりやすく比較!
象印の人気オーブンレンジ「エブリノ」シリーズから登場したES-GU26とES-JA23。
どちらも2023年発売の現行モデルですが、「見た目は似ていて、どこが違うの?」と迷う人が多い2機種です。
この章では、両モデルの主な違いを5つに絞って整理し、スペック表とともに分かりやすく比較していきます。
比較項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
庫内容量 | 26L | 23L |
トースト枚数 | 1~4枚 | 1~2枚 |
自動メニュー数 | 37(掲載レシピ数88) | 35(掲載レシピ数60) |
マイメニュー登録 | あり(3件まで) | なし |
付属ボウル容量 | 2.4L | 1.9L |
大きな違いは「容量」「機能数」「トースト能力」の3点です。
メイン機能(レジグリ・うきレジ・サクレジ)は共通しており、違いは主にサイズ・利便性・登録機能にあります。
庫内容量・サイズの違い
まず注目したいのが「庫内容量」と「サイズ感」の違いです。
どちらも外観は似ていますが、実際に置いてみると使い勝手に差が出ます。
項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
庫内容量 | 26L | 23L |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 487×399×370mm | 478×398×349mm |
庫内寸法(幅×奥行×高さ) | 378×309×201mm | 363×310×175mm |
質量 | 約17.5kg | 約16.5kg |
ES-GU26は庫内容量が26Lで、食材をまとめて加熱したり、トーストを4枚同時に焼くこともできます。
一方でES-JA23は23Lとコンパクトで、設置スペースを取りたくないキッチンにぴったりです。
奥行45cm前後のカップボードにも収まるため、ワンルームや2人暮らし世帯でも扱いやすいサイズです。
「家族で使うならES-GU26」「一人暮らし・省スペース重視ならES-JA23」という選び方が基本の目安になります。
自動メニューとマイメニュー機能の違い
ES-GU26とES-JA23では、搭載されている「自動メニュー数」と「マイメニュー登録機能」に明確な差があります。
日々の料理でよく使うレシピ登録や、簡単な温め機能を重視する方にとっては、この章が選ぶ決め手になります。
項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
自動メニュー数 | 37種類 | 35種類 |
取扱説明書掲載レシピ数 | 88種類 | 60種類 |
マイメニュー登録 | あり(最大3件まで) | なし |
ES-GU26では、よく作る料理を「マイメニュー」に登録できるのが大きな特徴です。
たとえば、毎朝のスープ温めや、頻繁に作るグラタンなどを登録しておけば、ダイヤルを回すだけですぐ調理できます。
ES-JA23にはこの機能はありませんが、シンプル操作を求める方には煩わしさがなく使いやすいでしょう。
また、自動メニューやレシピ数ではES-GU26が上回っています。
特にお菓子作りや作り置き調理など、「調理バリエーションを増やしたい人」にはES-GU26が向いています。
一方で、料理の基本メニューだけで十分な人はES-JA23でも満足できます。
迷ったときは「登録機能が必要かどうか」で判断するのがポイントです。
トースト・グリル性能の違い
次にチェックしたいのが「トースト」や「グリル性能」の違いです。
両モデルともに「レジグリ」「サクレジ」などの時短機能を搭載していますが、トーストの枚数や使い勝手に差があります。
項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
トースト可能枚数 | 1~4枚(裏返し必要) | 1~2枚(裏返し必要) |
グリルヒーター | 上・下ヒーター式 | 上・下ヒーター式 |
主な調理機能 | レジグリ/サクレジ/うきレジ | レジグリ/サクレジ/うきレジ |
ES-GU26は庫内容量が大きいため、トーストを4枚同時に焼くことが可能です。
忙しい朝に家族分をまとめて焼けるのは大きなメリットです。
一方で、ES-JA23は2枚までの対応となっており、コンパクトさを優先する設計になっています。
どちらも「裏返し」が必要ですが、表面はしっかり香ばしく焼き上がります。
ヒーターの熱を直接食材に当てるため、パンの耳までこんがりとした焼き目がつき、外はカリッと中はふっくら。
この焼き上がりを生むのが、象印独自の「レジグリ」機能です。
さらに、冷めた揚げ物をカリッと温め直せる「サクレジ」機能も共通搭載。
電子レンジで温め直すと衣がしんなりする問題を解消してくれるのがポイントです。
両モデルともに、レンジ・グリルを自動で切り替えて加熱するため、フライパンを使わずに短時間でおいしい仕上がりになります。
トーストの枚数重視ならES-GU26、コンパクトさ重視ならES-JA23という選び方がおすすめです。
付属品と使い勝手の違い
ES-GU26とES-JA23では、庫内容量の違いに合わせて付属品のサイズや重さにも違いがあります。
象印独自の耐熱ガラスボウルとセラミック角皿はどちらのモデルにも付属しますが、細かな仕様が異なります。
付属品項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
耐熱ガラスボウル | 約1.1kg/内径212mm/容量2.4L | 約1.0kg/内径206mm/容量1.9L |
セラミック角皿 | 約1.7kg/400×304mm | 約1.7kg/384×304mm |
ES-GU26のボウルは一回り大きく、煮込み料理や作り置きのおかずをまとめて作りたいときに便利です。
一方のES-JA23は軽く扱いやすいため、洗い物の負担を減らしたい人や、日常的に少量調理をする人に向いています。
両モデルとも、ボウルは食洗機対応、角皿は汚れが落ちやすいセラミック素材です。
さらに、庫内の側面と背面にはシリコーン塗装が施されており、汚れをサッと拭き取れるのも共通の特長です。
メンテナンスの手間を減らしたい人にとっては、どちらもお手入れが非常にラクです。
ただし、ES-GU26の方がボウルが大きく、収納スペースを確保する必要があります。
キッチン収納を優先するならES-JA23、調理容量を優先するならES-GU26を選ぶと良いでしょう。
価格・電気代・コスパを比較
次に、価格や電気代などのランニングコスト面からES-GU26とES-JA23を比較してみましょう。
本体価格の差は約5,000円ほどですが、機能や容量を考えるとコスパの感じ方は人によって異なります。
比較項目 | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
メーカー希望価格(税込) | 約76,780円 | 約71,280円 |
Amazon実売価格(2025年10月時点) | 約43,700円 | 約42,800円 |
楽天市場実売価格(2025年10月時点) | 約50,700円 | 約39,800円 |
年間消費電力量 | 73.4kWh/年 | 72.7kWh/年 |
年間電気代(31円/kWh換算) | 約2,275円 | 約2,254円 |
電気代の差は年間でわずか20円ほどと、実質的なランニングコスト差はありません。
価格面ではES-JA23が若干安く購入できる傾向にありますが、容量・レシピ数・マイメニュー機能を考慮するとES-GU26のコスパも優秀です。
初期費用を抑えたいならES-JA23、使い勝手と多機能性を重視するならES-GU26という選び方が現実的です。
また、どちらも1000Wの高出力レンジを搭載していますが、連続使用は最大3分まで(その後自動で600Wに切り替え)となります。
この仕様は共通なので、使い方による電力消費の差はほぼありません。
結論として、価格差よりも「機能の使い方」で選ぶのが賢い判断です。
どっちがおすすめ?ライフスタイル別の選び方
ここまでの比較を踏まえて、「結局どちらを選べばいいの?」という疑問を整理しましょう。
ES-GU26とES-JA23は、どちらも象印の高機能オーブンレンジですが、向いているライフスタイルが異なります。
ES-GU26がおすすめな人
- 家族が3~4人以上の世帯
- 一度にトーストを4枚焼きたい人
- 作り置きやお菓子作りなどをよくする人
- マイメニュー登録を活用したい人
- 幅広いレシピや自動メニューを楽しみたい人
ES-GU26は、容量・機能ともにバランスが取れたファミリー向け万能モデルです。
「1台で何でもこなしたい」人にはベストな選択肢でしょう。
ES-JA23がおすすめな人
- 一人暮らしや二人暮らしの世帯
- キッチンが狭く、省スペースを優先したい人
- 自動メニューよりもシンプル操作を重視する人
- 価格を少しでも抑えたい人
ES-JA23は、コンパクトで扱いやすく、必要な機能だけを備えたシンプルモデルです。
設置スペースに制限がある方や、最低限の機能で十分な人に向いています。
どちらも「レジグリ」「うきレジ」「サクレジ」といった便利機能を共通して搭載しているため、調理品質に大きな差はありません。
使う人の生活リズムや調理スタイルで選ぶのがポイントです。
共通の特徴と便利機能まとめ
ES-GU26とES-JA23は、サイズや登録機能に違いはありますが、基本性能は共通しています。
象印の「エブリノ」シリーズならではの便利機能をおさらいしておきましょう。
うきレジ:食材をムラなく加熱できる
「うきレジ」は、食材を付属のガラスボウルで浮かせて調理する象印独自の加熱方式です。
食材の上部と底部を同時に温められるため、加熱ムラが起きにくく、時短にもつながります。
ラタトゥイユや蒸し鶏、煮物など、手間をかけずに均一な仕上がりになります。
ボウルごと食卓に出せるので、洗い物も少なく済みます。
レジグリ:外はこんがり、中はふっくら
「レジグリ」は、レンジで内部を温めたあと、自動でグリルに切り替えて表面を焼き上げる機能です。
ハンバーグやグラタン、焼き魚などを短時間でおいしく仕上げます。
フライパンいらずで調理できる“放ったらかし調理”が可能です。
サクレジ:揚げ物のサクサク感を再現
「サクレジ」は、冷めた揚げ物を電子レンジで温め直す際に便利な機能です。
レンジとグリルを組み合わせ、衣はカリッと、中はアツアツに仕上げます。
コロッケやからあげなど、買ってきた惣菜も揚げたてのような食感に戻ります。
その他の便利ポイント
- 100~250℃までのオーブン温度設定(10℃刻み)
- パン生地発酵(30・35・40・45℃対応)
- 赤外線センサーで温度を自動検知し、ムラのない加熱を実現
- 見やすい白黒反転液晶とシンプルな操作ダイヤル
- シリコーン塗装の庫内でお手入れも簡単
毎日の料理を「簡単」「時短」「美味しい」に変えてくれるのがエブリノシリーズの魅力です。
まとめ|es-gu26とes-ja23の違いを徹底比較した結論
ここまで、象印オーブンレンジ「エブリノ」シリーズのES-GU26とES-JA23について、性能やサイズ、価格の違いを詳しく比較してきました。
両モデルの基本構造やメイン機能(レジグリ・うきレジ・サクレジ)は同じであり、どちらも毎日の料理を快適にしてくれる優秀な1台です。
比較ポイント | ES-GU26 | ES-JA23 |
---|---|---|
庫内容量 | 26L | 23L |
トースト可能枚数 | 1~4枚 | 1~2枚 |
自動メニュー数 | 37(掲載レシピ88) | 35(掲載レシピ60) |
マイメニュー登録 | あり(3件まで) | なし |
付属ボウル容量 | 2.4L | 1.9L |
年間電気代 | 約2,275円 | 約2,254円 |
ES-GU26は「多機能・ファミリー向け」、ES-JA23は「コンパクト・省スペース向け」という立ち位置です。
どちらを選んでも、象印ならではのムラのない加熱や時短調理はしっかり体感できます。
トーストを一度にたくさん焼きたい・作り置きをしたい人はES-GU26。
一人暮らしやキッチンが狭い人はES-JA23。
用途や生活スタイルに合わせて選べば、どちらを選んでも後悔のない買い物になるでしょう。
象印「エブリノ」シリーズは、毎日の料理を手軽に・美味しく・ムラなく仕上げてくれる頼れる相棒です。
あなたのライフスタイルにぴったりの1台を見つけて、キッチン時間をもっと快適にしましょう。